今週は、3年生と4年生の生徒さんでそれぞれ、お友達同士で一緒にレッスンをしました。
せっかくのグループレッスンですので、「音の正体は?」と題し、糸電話の実験も行いました。
まず、ピアノの中身を見てもらいました。
ピアノの高い音には、細くて短い弦が使われています。
低い音には、太い弦がくるくるとばねのように巻かれています。
ピアノの弦に見立てて、針金で糸電話を作りました。
「長い針金の糸電話」、「ばねのようにくるくると巻いた糸電話」、
「細くて短い針金を使った糸電話」を作ってそれぞれ音の違いを聞いてもらい、
わかった事を発表してもらいました。
「銅線ばねの糸電話は、マイクみたいに響いて聞こえる。ちょっと低く聞こえる気がする。」「細いエナメルの針金は、音と一緒に震えてるように見える。聞こえ方は、ばねの方がすごい。」「スチールの針金は、音を通さない。触っても、振動がない。」と教えてくれました。
ピアノは、鍵盤を押すと、ハンマーが弦を叩き、弦の振動が響板に伝わり、音を発生させています。音に興味を持ってもらおうと今回の実験を企画しましたが、喜んでくれて大正解でした。
高松市 よしはらピアノ教室