牧歌(ブルクミュラー作曲)
今日、2年生の生徒さんがブルクミュラー作曲の牧歌を弾いてくれました。
牧歌とは、歌ではなく、羊飼いの笛の音の事です。
羊飼いといえば、'アルプスの少女ハイジ'に出てくる男の子のピーター。
昔は、子供が羊飼いの仕事をしていました。
毎日、羊に草を食べさせるために、広い草原で、放牧する仕事です。
1小節~10小節まで、羊飼いの吹く笛の音が草原で響き渡るようです。
11小節~雰囲気が変わります。15小節に出てくる減7の和音の恐そうな雰囲気を予感させるようです。
もし、雨が降ったら、羊が濡れて、雇い主さんに怒られるから、11小節~だんだん天気が悪くなってきたのかもとイメージを伝えました。
17小節~また、曲の雰囲気が明るくなります。天気がよくなったのかもしれません。
演奏者の役割は、作曲家の想いを聴き手に伝える事。
曲をお渡しする時に曲のイメージを一緒に考えたり、伝えたりしています。
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