ノクターン第20番
今日、ショパンのノクターン第20番を5年生の生徒さんが弾いてくれました。
この曲は、ショパンが祖国ポーランドで起こった蜂起(1830年)に、不安、焦燥を駆られながら、作曲しました。
オペラの動画を見て貰い、オペラの舞台下では、オーケストラが暗闇の中で、演奏して、舞台では、オペラ歌手が歌っている事を説明しました。
出だしのイントロ4小節は、オーケストラの演奏?オペラ歌手が歌ってる?と聞くと、オーケストラだけが演奏してると答えてくれました。
5小節からは、右手がオペラ歌手のように、左手は、オーケストラのように演奏しましょうと伝え、メロディーを歌って、ブレスについて説明しました。
左手は、手首を柔らかく、弾いていない指も力を抜きましょうと横で弾きながら説明しました。メロディーの邪魔をしないようによく聴いて、バランスに気をつけて弾いて貰いました。
ピアノで立体的に演奏するには、様々な楽器をイメージする事が必要です。
0コメント