大人の方のレッスン

今日は大人の方のレッスンがお二人ありました。

チャイコフスキー作曲の「新しいお人形」やセンヌヴィル作曲の「愛しのクリスティーヌ」を聴かせていただきました。

新しいお人形はチャイコフスキーの子供のためのアルバムの中の9番目の曲ですが、6番には病気のお人形　7番には人形のお葬式という曲が入っています。

新しいお人形を貰ってウキウキしている気持ちやまた病気にならないかと不安になったりと揺れ動く気持ちをピアノで表現します。

長い音の弾き方をバイオリンの弓のボーイングに例えて手首の使い方などのレッスンをしました。(新しいお人形の一拍目の四分音符はアップボーイングにように手首を使います。)

ピアノは他の楽器と違い、動きを止めても音は鳴りますが、音楽の流れが止まってしまいます。

音楽が流れるためには、伸びている音を聴き続け、バイオリンの弓の動きであるボーイングのように手首を止めないでしなやかに使う事が大事です。