エリーゼのために
昨日、エリーゼのためにのレッスンをしました。
最初のメロディ(ミレ♯ミレ♯〜)は、この曲の題名でもある女性の名前と言われています。
抑揚をたっぷりと大げさに歌いながら、見本演奏しました。
最初のパートは、失恋直後の嘆き、悲しんでいる気持ちを表現します。
中間部は、ヘ長調に転調してロマンチックな音楽に変化しています。
途中からハ長調にも転調してウキウキ明るい部分もあります。
左手はハーモニー(和音)で愛情表現しています。
メロディーばかり意識すると左手のパートが邪魔をするかのように大きくなってしまいます。両手演奏の時は、左手の演奏を注意深く聴く事が必要です。メロディーを際立たせるように柔らかい音で寄り添うように弾きます。
最後のパートでは、激しく、運命に対して怒っているように感じられます。
右手は和音のメロディーなので、高い音を響かせる練習をしました。
左手の連打は、鍵盤が最後まで上がりきる前に次の音を弾くようにします。
よしはらピアノ教室(香川県高松市)
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